【書籍紹介】天才クソ野郎の事件簿【10/27まで!急げ!!】

哲学

ぬけには超!おすすめの小説があります!

その名も「天才クソ野郎の事件簿
通称天クソです。

名前のインパクトで読み始めましたが、
ぬけの人生の教科書になった程の1作。

今回はその魅力を分かりやすく
お伝えしていきます!!

天才クソ野郎の事件簿

公開の経緯と本記事の使い方

天クソはcomicoノベルというサービス上で
週間連載されている小説です。
ぬけにとって天クソの更新が毎週の楽しみ!

しかし、突然掲載先であるcomicoノベルの
サービス終了
が告知されました。
そして、天クソも10/27(水)以降ネット上で
見られなくなる
そうです。

決まってしまったことは仕方がありません。
今後に向けてできることをしようと思い、
天クソ紹介記事を作るに至りました。

というのも、サービス自体の終了なので
著作権などはつばこさんに戻るそうです。

天野君の物語を畳むのも、
他媒体で続けるのもつばこさん次第……。

そこで!

天クソが愛されていることを
つばこさんに感じて欲しい!

 

つばこさんの別媒体への門出を
応援する人を増やしたい!

そんな思いで本記事を作成しました!!

また、10/27までは全ストーリーが
無料で公開される
という
天クソを布教するチャンス」です!

天クソの魅力がもっと多くの人に伝われば、
天クソがもっと有名な媒体で
取り上げてもらえる可能性
も高くなる?!

ぜひ天クソを盛り上げていきましょう!!

良ければ天クソ・本記事ともに
お知り合いの方にお勧めしてください!

ストーリー概要

とある都内の一流私大。
そこには変わった噂があった。

学生食堂2階テラス席——
あそこには絶対に近づくな。ただし誰にも頼めないことがあれば、
あそこに行くと良い。昼飯をおごることを条件に、
どんな依頼もこなす事件屋がいる……。

噂の主人公・天野勇二にはあだ名がある。

天才クソ野郎

学園1の天才にして、学園1の問題児

どんな困難なことも、非合法なことも、

俺様にかかればすべて上手くいく。

そう言って解決してしまう。

これはそんな”学園の事件屋”天才クソ野郎に
舞い込む様々な依頼を、
天才的に卑怯に完璧に……

上手に解決に導く物語

天クソ最大のキーワード 「本質」

「本質」の意味

天クソにとって最大のキーワードが
本質“という言葉。

そもそも、本質とはなんでしょうか?

その人の性格?趣味趣向?美学?
モノゴトの特徴?意味?価値?
当たり前の常識?ルール?マナー?

天野君は作中で本質についてこう語ります。

自らの中身を言葉に当てはめて、
堂々と宣言できる人間は少ない。

これだろうか? あれだろうか?

そう悩みながら生きていくものさ。

本当に大切なものは瞳に映るものじゃない。
お前の中にある輝きを見つめろ。
それがお前の本質だ。

自らの本質を見つめ、
それに名をつけてやった時、
どんな道を選んでもやっていける

本質は自分で見つけるものだ。

誰かに定めてもらうものじゃない。

自分だけが持っているモノ

自分が最も大切にしているモノ

自分が誰かに影響を与えるモノ

自分を自分たらしめるモノ

すべての条件が揃った時、それを
本質と呼ぶのではないでしょうか?

天野君は何よりも本質を大切にしています。

そんな天野君だからこそ、
理解できる確かなものがあります。

そして天クソは天野君の見つめる本質が、
天野君の目線で見られる作品
です。

 

だからこそ!
天才クソ野郎の事件簿は
全ての人の「自分探しの地図
だとぬけは感じています。

天野君の「本質」

そんな天野君の本質である「天才クソ野郎」
その意味を簡単にご紹介します。

その本質に気が付いた経緯や、
その本質が発揮されるシーンなどは、
作中で存分に描かれるのでお楽しみに!

天才

人体の構造あらゆる武術
多くの言語といった「知識

多用な人脈豊富な資金
綿密な作戦を活かした「行動力

それらすべてを持ち合わせています。

しかし、人体を知り過ぎたことで
人の美醜に興味を持てないことや、
恋愛感情が分からないといった
悲しい側面も持ち合わせています。

クソ野郎

弱点集中狙い不意打ち
先手必勝武器や嘘を多用する「卑怯さ

手加減なしの過剰な制裁
理不尽な暴力をまき散らす「残忍さ

人の嫌がること不快感を煽ること
楽しむ「性格の悪さ

挙げればキリがないほどヤバいやつです。

しかし、天才さと組み合わさることで
多くの魅力的な側面
が見えてきます。

命を救う難しさを知っている。
だから殺しは絶対にしない

悪人を的確に・痛快に追い詰める
学園の事件屋としての活躍……。

クソ野郎であることは、天野君が
天野君であるためのアイデンティティ
でもあるんですね。

家族愛

性格が終わっている天野君ですが、
実は妹たちだけは例外なんです。

特に末の妹・胡桃を文字通り
「目に入れても痛くない」
というほど溺愛します。

これも天野君の1つの顔なのか
と感じられて面白いですよ!

詳しくは
「特別編~彼女を上手に誘拐する方法~」
「特別編~天野君のクリスマスイブ~」
彼と上手にお付き合いする方法」
「彼女が上手に初恋を叶える方法」
「彼女と上手にお散歩する方法」
「彼女を上手に救出する方法」
をご覧ください。

キャラクター

極力ネタバレを避けてまとめました。

本当はもっと魅力的なので、
ぜひ本編でご確認ください!

メインキャラクター

主人公・天野 勇二

金持ちのイケメン医大生で、
知力も武力も兼ね備えた、
なんでもこなせる信じられない優秀さ

なのに性格は信じられない程のクソ野郎

劇的な態度の悪さ・躊躇ない暴力
人を不快にさせる暴言・明らかな違法行為
正々堂々を逆をいく卑怯なやり口……

そして、それを楽しむ性格の悪さ

しかし彼には天才クソ野郎”という本質が。

それこそ彼が“ただのダークヒーロー”
ではない
大きな理由です。

人を見かけで判断せず
子供には優しく
命の重さを知っている

そんな意外な一面も持ち合わせます。

相棒・佐伯 涼太

天才クソ野郎には相棒がいます。

それが小学生以来の腐れ縁 佐伯 涼太です。

彼の特徴はなんと言っても劇的なチャラさ

三度の飯よりコンパが好きで、
女の子を落とすための
あらゆる知識とテクニック
を持っています。

まさに天才クソ野郎の相棒にふさわしい
変態パコ野郎なんですね……。

ただし、誰にでも手を出すわけではなく、
女の子を傷つけるやり方を好まず、
避妊は絶対にキチンとするし、
JK・浮気や不倫には手を出さない。

誠実に遊ぶという美学を大切にしています。
( どういうことやねんwと思いますよねw
でも天クソを
読み進めるとわかっていきます…… )

しかし、天才クソ野郎の相棒は
ただのチャラ男では勤まりません。

涼太は変装・尾行などの探偵力が非常に高く
情報収集から証拠隠滅まで、
様々な役割を完璧にこなします。

なのに、その待遇はいつもちょっと不遇。 笑

彼については
「彼女に上手にさよならを伝える方法」
「彼を上手にチャラ男にする方法」
「彼女を上手に泣かせる方法」
「彼が上手に嘘を吐く方法」
をご覧ください。

トップアイドル・前島 悠子

国民的トップアイドルでありながら、
天野君と同じ大学へ通うスーパースター

天才クソ野郎の事件簿は
彼女の入学をきっかけに動き始めます。

圧倒的センターとして歌と踊り
・ファン対応というアイドルとしての能力
それに女優としての完璧な演技力
モデルとしても大活躍

天野君を前にしても一切その姿勢を崩さず、
主導権を握らせない不思議な雰囲気……。

そして物語が進むごとに、
天野君とは意外な関係に……!

彼女については
「彼女を上手に中退させる方法」
「彼女を上手にミスコンで優勝させる方法」
「彼女が上手にアイドルグループを卒業する方法」
「彼女を上手にスキャンダルから守る方法」
「彼が上手にグアムでバカンスする方法」
「天才クソ野郎とアルカナの支配者」
をご覧ください。

魅力的なサブキャラクター

お勧めは最初から
全ストーリー読んでもらいたいところ。

ですが無理に面白そうな話から読むなら、
このキャラクター達だけは知っておいて
欲しいというメンバーです。

外務省エージェント・黒崎

外務省の国際情報統括官の黒崎さん。

ある事件をきっかけに天野君と知り合い、
そして振り回されることに…… 笑

個人的にサブキャラで1番好き!

普通の大学生じゃ絶対に知り合わない
外務省のエージェントなんですが、
天野君とのやり取りが超カッコいいです。

詳しくは
「彼が上手にお姫様を守る方法」
「彼が上手に浮気する方法」
「彼を上手に毒殺する方法」
「彼女を上手に救出する方法」
をご覧ください!

医学部OB・混沌のカルテット

天野君の先輩で仲の良い4人組。

頭脳は天野君以上の天才ブタ野郎「奥田」
薄気味悪く笑う小柄で陰気な男「川島」
巨大でも気弱で無口なフランケン「小谷野」
カルテットの社交派リーダー「宮内」

その異様な雰囲気から、彼ら4人組は
混沌のカルテット“と呼ばれていました。

天野君も彼らの才能を認めており、
どこか羨望の目で見ることも……。

詳しくは
「彼を上手にご主人様にする方法」
「彼が上手に結婚する方法」
「彼が上手に理想の医師になる方法」
「彼が上手にバチェラーパーティーに参加する方法」
「彼が上手にハングオーバーする方法」
をご覧ください。

謎の宿敵・トリックメイカー

「遠隔殺人者」と呼ばれる謎の人物
もしくは団体。

目的も正体も、個人か団体かすらも……
全てが不明

多くの殺し屋や人殺しが登場する中、
唯一天野君でさえ全く手が付けられない

唯一わかることはたった一つ。

他人を動かして自らは表に出てこないこと。

もしかすると、天才クソ野郎の事件簿の
ラスボスに位置する存在なのか……

あれもトリックメイカ―の仕業では?
これもトリックメイカ―が関係するかも?

常にその存在がチラついてきて
気を抜けません:(´◦ω◦`):

詳しくは
「彼を上手に流出させる方法」
「彼と上手に決着をつける方法」
「彼女と上手にお散歩する方法」
「彼女を上手に救出する方法」
をご覧ください。

チーム天才クソ野郎

天野君の頼れる仲間たち。
そのメンバーをご紹介します!

美人探偵・コトちゃん

天野君と同じ大学のミステリー研究会部長。

勝気な性格で、「天才クソ野郎に勝つ」
と天野君に迫りますが……

詳しくは
「彼女を上手に美人探偵にする方法」
「彼が上手にメスブタを飼う方法」
「彼女と上手にお散歩する方法」
をご覧ください。

また、つばこさんの他作品
「ちょっと変わった黒魔術を紹介します」
にも登場します!

切れる凡人・富樫

 

コトちゃんと同じミス研に所属する富樫。

凡人ながら、意外にも鋭い推理力で
コトちゃんを支えていますが……

詳しくは
「彼女を上手に美人探偵にする方法」
「天才クソ野郎とアルカナの支配者」
「彼女と上手にお散歩する方法」
「彼が上手にメスブタを飼う方法」
をご覧ください。

メスブタ・牧瀬

天野君のもとに依頼に現れた新入生の美少女。

しかし彼女の依頼はなんとも異質で……?

詳しくは
「彼が上手にメスブタを飼う方法」
をご覧ください。

また、つばこさんの他作品
「ちょっと変わった黒魔術を紹介します」
にも登場します!

電脳姫・姫子

天野君と同じ大学の電脳部に在籍する姫子。

とにかく陰気な彼女ですが、実は
「電脳姫」というあだ名で呼ばれる
ものすごい天才ハッカーで……

詳しくは
「彼女が上手に遠隔操作ウイルスを飛ばす方法」
をご覧ください。

おすすめのストーリー

天クソはどの話から読んでも、
内容が分かるような親切設計です。

心から全ストーリー読むべきと思いますが、
現状で全370話以上あります……

特別編も加えると400話超え。

そこでまずこの話は絶対に読んで欲しい!
という思いで、ある程度まとめました!

全ての方へ

メインキャラクター3人の本質にぜひ触れて
欲しいと思い、ピックアップしました!

全58話にギュッと濃縮しています(。`・д・)

もっと天クソを楽しみたい方へ

上記3項目を読破したら、
ぜひすべて読んで欲しい……

でも時間はないという方向けに
面白いポイントに絞って、
いくつかまとめました!

編集後記

本記事を作成するにあたって、
何話か読み返しましたが……

最初に読んだ頃には気が付かなかった
張り巡らされた伏線に気づけたり、
何度読んでも泣けたり・笑えたり……

本当に面白い作品だなと再実感しました。

ぜひもっと多くの人の目に
触れて欲しいなと思います⁽⁽ଘ( ˊᵕˋ )ଓ⁾⁾

天才クソ野郎の事件簿一覧はこちら

この先はメインキャラの本質などの
ネタバレを含む個人の感想です!
天クソ読後の方のみご覧ください!

ぬけの本質について語っています
読まなくても大丈夫ですが、
読んでもらえると嬉しいです。

天野君の「天才クソ野郎」という本質。
前島さんの「流星クソ女」という本質。
涼太の「綾瀬清美」という本質。

そして天野君の言葉から、本記事では本質を

自分だけが持っているモノ

自分が最も大切にしているモノ

自分が誰かに影響を与えるモノ

自分を自分たらしめるモノ

と表現しました。

さらに「天才クソ野郎の事件簿」という
作品を「自分探しの地図」と表現しました。

あなたには「本質」がありますか?
ぬけにはありませんでした。

天野君のように天才でもクソ野郎でもない。
前島さんのように誰かを照らせない。
涼太のように譲れない何かを持っていない。

ただ、ぬけは幸運にも地図を拾いました

空っぽだった自分にも、何かがある
道を示してくれました。

だからこそ、それに名前を付けて
育てようと思いました。

空っぽだった自分でも、
たしかに「なにか」を感じている。

自分は空っぽじゃない。

しかし、それは言葉にできない……
形容しがたい……
そんなえもいわれぬなにかを表現したい

だから本名のイニシャル”NK”から
「え」もいわれぬということで
「ぬけ」と名乗ることに
しました。

( ぬけ~にしなかったのは語呂の問題です(¬∀¬;)
すごい中二病なので、この案をボツにしたくなかった 笑 )

そして自分だけの感性で、表現で、
良いと思ったものを伝えたい

そんな思いでブログを始めました。

もちろん、「わかりやすい!」とか、
「そんな目の付け所があるのか!」とか、
誰かに良く思われたいという
気持ちもあります。

いつか、そんな自分の内にある
“言葉にできないもの”を含めて、
確かな言葉・名前の付いた本質
していきたいと思いっています。

そんなぬけの原点になった天クソが、
comicoノベルもろとも終了に……。

天クソには終わってほしくない。
まだまだ続きが見たい。
もっと多くの人に見て欲しい。
紙の書籍として持ちたい。

そんな思いでいっぱいです。

少しでも天クソの力になりたい。
多くの人に自らの本質を見つけて欲しい
その尊さに気付いて欲しい

そんな思いでこの記事を作成しました。

最後につばこさんのお言葉をお借りします。
本記事を読んで、
「天才クソ野郎の事件簿」を読んで、
なにか少しでも心に残るものがあれば幸いです

以上、ぬけでした⁽⁽ଘ( ˊᵕˋ )ଓ⁾⁾

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